オミクロン株の重症化を軽減する簡単な方法

健康

コロナ検査でも鼻の粘膜から感染、非感染を確認するように感染経路として鼻が実は重大な経路として考えられている。そして、これを証明するように鼻うがいをする事でオミクロン対策として重症化・死亡率が1/8になることが研究データも出ています。
*米オーガスタ大学より

オミクロン株は花粉症と見分けがつきにくい

花粉症とオミクロンと症状がよく似ている事をご存じでしょうか。そのため花粉症体質の人はオミクロンか花粉症か見分けが周囲だけでなく、自身自身でも気づきにくいようです。
周囲の人たちも「また花粉症」かな?と危機意識が薄い場合もありますね。

このオミクロンは感染力が強い上に、2割程度が無症状との統計データもあるなど、これらの条件で発見が遅れることもあり、注意が必要です。

オミクロン株対策としての「鼻うがい」のススメ

米国オーガスタ大学がCOVID-19に対する鼻うがい効果を検証。
コロナ新規の陽性者を対象に1日2回2週間、鼻うがいを実施させた結果、入院・死亡率が 1/8 になったという研究結果が発表されました。

鼻うがいにはの作用としては、
(1)ウイルス、細菌、ホコリ、花粉などを洗い流す作用、
(2)鼻腔・上咽頭粘膜の繊毛の働きを改善する作用、
(3)粘膜のむくみを改善する作用、
(4)細胞に感染したウイルスの増殖を抑制する作用があります。
(3)(4)の作用は塩分濃度が高い高張食塩水で認められます。

もちろん、花粉症対策にもなりますが、コロナ感染者は鼻の粘膜内でウィルスが増殖もしています。

Rapid initiation of nasal saline irrigation to reduce morbidity and mortality in COVID+ outpatients: a randomized clinical trial compared to a national dataset
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.16.21262044v2

「鼻うがい」のメカニズム

「鼻うがい」のメカニズム

食塩濃度1%の生理食塩水で鼻腔と上咽頭を洗うのが一般的な「鼻うがい」です。
水だけで鼻の中を洗浄すると「ツン」と痛みや苦しい感じがするかもしれませんが、適量の食塩水を加えることで“痛くない鼻うがい”がでるようになります。

お年寄りは「誤嚥(ごえん)予防」として「えー」と声を出しながらが良いでしょう。

100円ショップで鼻うがい用の容器を購入

100円ショップで鼻うがい用の容器を購入

鼻うがい用には100円ショップで販売しているドレッシングボトルが有効活用できます。

1.ドレッシングボトルのような鼻に差しこめサイズの容器ノズルのついたタイプを購入。
2.写真の図のようにストローを接続する。
   空気漏れしないようなストローの太さを選択する。

*ストローがなくてもボトルをつぶす圧力で洗浄水は十分にでてきます。

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