薄毛に悩む植毛での弊害(ザ!仰天ニュース)

皮膚の摘出手術で対応 エンタメ

前回の「ザ!世界仰天ニュース」を見ましたか?
植毛手術後の弊害で日常生活が満足に送れなくなってしまった内容でした。

植毛手術というと外科的施術ですが皮膚の表面だけだから体への影響は少なく、問題といえば手術費用面くらいと考えていませんか?
植毛というと薬物治療が効果がない毛根が無い部分などへも選択される手法ですし、元々、毛が無かった部分の額などの広い箇所のコンプレックスを感じている人が選択されるようです。

男性向けの薄毛治療薬は進歩し、普及していますので近年では植毛よりも、薄毛治療薬のミノキシジル、フィナステリドが一般的ではないでしょうか。

ですが、元々、額が広い、毛がないなど毛が生えてない、薄い部分ではお薬では効果がでません。
このような場合は、植毛、カツラ(人口毛髪)が選択されるかもしれません。
植毛技術も向上し、自分の身体の一部(頭皮や毛根)の部分移植なので弊害や副作用は無いはずですが、人体が本来持つ「免疫作用」という落とし穴があった事例です。

植毛手術は一般的には2種類あり、
1.後頭部の頭皮の一部を切り取り移植
2.毛根をから毛を一本一本、切り抜き移植

頭皮の一部を切りとる、パンチで毛根ごとくりぬき移植。

植毛施術は一般的には、麻酔をしているので施術中は痛みも少ないです。
ですが、術後はやはり痛み、化膿止めが必要になります。
数日で痛みや化膿は落ち着くようですが、施術の部分の毛を剃る必要があります。広範囲に及ぶ場合は丸坊主にする必要があり包帯等でカバーする必要があり帽子などを被る必要がありますね。

今回の植毛の事例では、植毛手術の結果、毛根が異物として免疫反応が起きた。
免疫反応を起こすリンパ球が体内の血液を通じて増殖した結果、体に支障を来したという事です。同時に神経が刺激され痛みが伴ったようです。

育毛施術を対応しているクリニックのサイト情報を見ましたが、このようなリスクは稀なのでしょうが、この危険性に触れているクリニックは殆どありません。
手術した後は痛みや麻痺が一定期間残るのは想像がつきますが、人の免疫により障害を負ってしまう可能性があるのは考慮が必要ですね。

最終的には問題部分の頭皮を切り取る事で症状は改善に向かっているとの事ですが、美しくなる事のリスクって意外と高い一例ですね。

オデコの一部が広くコンプレックスだった

美しくなる事のリスクって意外と高い一例ですね。

些細なコンプレックスを抱える女性は右上のオデコの生え際のが少しだけ広く感じており、それが引け目に感じていた。写真撮影時はいつも問題のオデコが映らない角度や髪のけで隠して見えないようにしていた。
そして、この悩みを解決するためにたどり着いたのが植毛だった。それを目標に働き念願の植毛手術を行った。彼女が行った手術は移植する毛を頭皮ごと切り取り株分けした毛を植毛する部分に植え込んでいくというもの。この時、薄かったまつ毛も植毛した。これでオシャレも存分に楽しめると思っていた。

植毛部分の化膿をし始めた

しかし、しばらくすると植毛した部分が化膿しはじめた。

通常よくある事だというが1ヵ月も続き、病院に相談し強い薬を試したが効果はなかった。

そして何とも言えない不快感が植毛した部分にあった。それは掻き毟ってしまいたいほどの不快感だったが深刻な状態になるので我慢した。別の病院にも行ったが別の抗生物質を処方されるばかり。

そんな事を繰り返す事3か月、植毛した髪を自ら抜いた。すると今度は頭皮の中を刺されているような感覚に襲われた。皮膚の一部を切り取り検査すると髪の毛が皮膚の中で様々な方向に生えていた。そこで女性は皮膚ごと切除してほしいと頼んだ。
こうして皮膚の一部を切除すると額の不快感が少し減った気がした。そう思ったのもつかの間、この頃からふらつきや目のかすみ、疲労を感じるようになった。

何軒も病院を回ったがどこも異常は見つからない。症状は徐々に治まっていった。するとまた額の広がりが気になり始めた。

今度は皮膚の一部を切り取り残った皮膚を縫い合わせる事で髪の範囲を狭める手術を受けた。翌日、突然額にあの不快感が現れ胸が締め付けられる痛みが出てきた。彼女は全く動けなくなり1に地のほとんどをベッドの上で過ごすようになった。体調が悪い日は5mも進めない。彼女は実家に戻った。外に出るときは車いすが必要になった。何軒も病院をまわったが原因が分からない。体調が良い日は額の不快感もないという事から体調不良は額の中の髪の毛が関係していると思った。

インターネットで自分にそっくりな症状を羅列しているサイトを見つけた。体内にシリコンなどの異物を入れた場合に起こる体の反応を記載したものだった。去年11月と今年1月、2回にわけて手術が行われた。大きく額を切除、その部分には腹部の皮膚を移植した。すると体調が良くなった。その後も順調に回復したが多くの医師は賛同しなかった。

植毛も移植手術の一種だから免疫反応が起きても可笑しくない

そんな時、免疫学専門の山村隆医師と出会った。医師は彼女の症状をことごとく言い当てた。

この事例は本当に稀(まれ)なのでしょう、本来ない部分に異物を入れるのですから少なからず免疫反応が働くのでしょう。臓器移植などでも免疫反応を起こすように植毛においても同様な事が少なからず起きているという事ですね。

これは、医師によると埋まった髪の毛に痛覚神経が刺激され炎症しを起こした頭皮で異常な免疫反応を起こした可能性があるという。免疫反応を示す細胞が血液で全身に運ばれ体内の様々な箇所を攻撃し多くの症状を引き起こしたと考えられた。

彼女の場合はエーラス・ダンロス症候群という免疫病を発病しやすい体質で植毛手術が悪い結果を生んだという。

彼女は長い時間出かける時は車椅子が必要だが短い距離なら走ることができるほどに回復した。女性は植毛した時には全く考えていませんでしたと話した。

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