前立腺がんは主要なガンの一種で早期に発見すれば治癒も可能ですが、多くの場合は比較的ユックリと進行し発見されにく病気の一つになります。
この前立腺ガンについて日常生活の中で予防する方法として「よく射精する」で前立腺ガンが予防できるという研究結果が報告されました。
オナニーばかりしていると馬鹿になるよ!と言われたかもしれませんが、オナニー大好き男子、肯定派、推進派??には嬉しい研究結果ではないでしょうか?!
最近、立が悪くて射精の回数が減っているならば勃起薬で元気にするも良し!
射精回数が多いと前立腺ガンの発症リスクが31%減
前立腺ガンの発症原因は明確ではありませんが、前立腺がんの発症には遺伝的要因や食事などのライフスタイルの影響が重要であると考えられています。
ハーバード大学やオーストラリアの研究チームは、前立腺は精液の元となる前立腺液を生成する器官であるため、性的要因やその頻度が男性の前立腺がんの発症リスクに影響を与えると考え、調査を行いました。
ED勃起薬で知られる主成分シルデナフィル、タダラフィルは前立腺肥大症(ガン)の治療や予防が世界では承認されています。
46歳から81歳の約3万人の男性医療従事者を対象にハーバード大学の研究チームが1986年から行った研究では、20代の若年成人期、40代の中年期、および直近の1カ月あたりの平均射精回数に関する情報を集めました。
また研究参加者は2年ごとに包括的な健康とライフスタイルのデータを調査チームに対して提供しました。
研究の結果、射精頻度が高いほど前立腺ガンの発症リスクの低下になる事が確認されました。
*高い射精頻度では前立腺がんの発症リスクが増加を示すデータ(証拠)は確認されなかった。
月に4回から7回の射精を行っていると報告した男性と月に21回以上の射精を行っている男性を比較した結果、射精頻度が多い男性の方が前立腺がんの発症リスクは約31%低下していたとのこと。
ハーバード大学の研究チームは1986年から継続している研究になります。
1992年には46歳~81歳までの29,342人の男性の中から、若年成人期 (20 歳から 29 歳)、中年期 (40 歳から 49 歳)に対して、最近1ヵ月あたりの平均射精回数に関する情報を集めました。
*射精は性行為、夢精、自慰行為が含まれる。
また研究参加者は2年ごとに包括的な健康とライフスタイルのデータを調査チームに対して提供しました。
高齢者を含め調査でも「射精回数↑増」でリスク「減」
約2300人の男性を対象としたオーストラリアの研究では、70歳未満の前立腺がんの発症に対する射精頻度の影響を調査しています。この研究もハーバード大学の研究結果と同様に、頻繁に射精を行うと報告したオーストラリア人男性は前立腺がんの発症リスクが低下するという結果が得られました。
オーストラリアの研究チームによる報告によると、週に平均4.6回から7回の射精を行った男性は、週に2回から3回未満の射精を行った男性よりも、70歳未満で前立腺がんと診断される可能性が約36%低かったとのこと。
ハーバード大学やオーストラリアの研究チームによる研究は、前立腺がんの発症原因を明らかにすることはありませんでしたが、医学的には大きな意義があるとされています。
また、どの報告でも、20代の若年成人期に射精頻度が高かった場合、数十年後の前立腺がんの発症リスクの低下につながることを報告しています。
ハーバード大学の研究チームは、若年成人期の射精頻度が数十年後の自身の健康につながるため、前立腺が発達し成熟している若年層は射精の頻度に気を遣うように呼びかけています。
参考サイト
参考にした資料:Ejaculation frequency and prostate cancer – Harvard Health
https://www.health.harvard.edu/mens-health/ejaculation_frequency_and_prostate_cancer
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