天安門事件

ズームの「言論の自由」に懸念、「天安門事件」会議でアカウント一時停止

【6月11日 AFP】ビデオ会議サービス「ズーム(Zoom)」は10日、中国の天安門(Tiananmen)広場で多数の民主化活動家が死傷した1989年6月4日の天安門事件を振り返るビデオ会議を開いた米人権団体のアカウントを一時的に停止していたことを明らかにした。
新型コロナウイルスが流行する中で利用者が急増しているズームでの言論の自由が守られるのか、警戒する声が上がっている。

米人権団体「人道主義中国(Humanitarian China)」が天安門事件に関するビデオ会議をズームで行い、250人以上が参加した。同団体によると、天安門事件の記憶を消し去ろうとしている中国からも多数が参加した。その1週間後に同団体の有料アカウントが何の説明もなく停止されたという。

 同団体の共同設立者で天安門事件後に中国当局から指名手配された当時の学生リーダーの一人、周鋒鎖(Zhou Fengsuo)氏はAFPに対し、問題のアカウントは10日に復旧したと明らかにした。

ズームも、このアカウントを一時停止し、すでに復旧させたことを認めた。
ズームの広報担当者は、「どのグローバル企業とも同様に、当社も事業を行っている国や地域の法律に従わなければならない。
会議が複数の国にまたがって行われる場合は、各参加者はそれぞれの国の法令に従うことが求められる」 「当社は、各地の法令を順守するために取る措置に限度を設けることを目指しており、こういった問題に関係するプロセスを常に見直し、改善している」と述べた。

 影響を受けた人権活動家らは、ズームが中国共産党指導部から直接圧力を受けた可能性があると怒りをあらわにしている。人道主義中国は、「もしそうなら、ズームは独裁的政府と共謀して天安門虐殺の記憶を消そうとしていることになる」とする声明を発表した。同団体は、厳しい検閲が行われている中国にいる人たちと連絡を取る上でズームは「不可欠」なものだとしている。

ズームに関して、緊急事態宣言時において在宅ワークにおける職場との連絡手段として利用が増えたようです。
ですが、セキュリティ面の問題などでも騒がせたアプリケーションであります。
個別にアカウントを停止したのは、利用状況を検閲してたのでしょうか。

6月4日(天安門事件)をピンポイントでアカウントを停止させるとなると、どのような判断や思惑があったのかズーム運営会社に対しても不信感を感じるのではないでしょうか。

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